Q,口臭を抑えれるようなブリッジのやり方などあるのでしょうか? 30代 女性 171213
Q,はじめまして。
私は元々虫歯が出来やすく23才頃に前歯にブリッジを入れたのですが、その頃から口臭が気になり普段の生活でも近くに人がいると堂々と話すことができません。
ブリッジについて調べたりしましたが、臭いやすいと言うことも知ってます。
今のブリッジがそろそろ10年たつので新しいものに入れ替えたいのですが高いお金を払って新しいものに替えてもまた口臭を気にしながら生活しないといけないと思うと本当に嫌になります。
林歯科医院はテレビで予防歯科の特集をしていて調べていたところ見つけました。
口臭検査や口腔内の検査もしたいし、何より口臭をなるべく抑えれるようなブリッジのやり方などあるのでしょうか?
A,メールでのお問い合わせありがとうございます。
林歯科医院の林です。
ブリッジを入れると隙間が増えるので、歯間ブラシなどを使うことになります。
おそらくきっちりと手入れされていることと思いますので、それを前提にお話しさせていただきます。。
きっちり手入れしても口臭があるとすれば、ブリッジを被せている歯とのつなぎ目に隙間ができて、そこから中が悪くなっているか、その周りの歯肉の炎症が考えられます。
歯肉炎なら、それなりの治療か、丁寧な手入れが必要です。
虫歯のせいなら、悪い部分をとって、詰める。或いはブリッジをはずして、悪い部分をとって、被せなおすことになります。
今回は、10年もたつのではずしたほうがいいのかもしれません。
「口臭をなるべく抑えれるようなブリッジのやり方」ということですが、丁寧に治療するしかないと思います。適合が悪いと、そこに汚れがたまります。
ただ、前の歯の場合、白い部分にプラスチックを使うと、プラスチックは水分を吸収すると言われているので、年月がたつと、再び吸い込んだ水分の匂いがするようになるかもしれません。
プラスチックのお皿が、だんだんと茶色くなるのは、汚れた水分を吸収するせいで、歯も同じことです。せとものの食器が変色しないのは、吸水しないからです。
ただ、プラスチックも、だんだんいいものになってきているので、昔ほどではないかもしれません。そこを気にされる場合は、食器と同じように歯に被せる時にセラミックやジルコニアを使うことになります。
そして、口臭検査や口腔内の細菌検査をすることで、変化を確認するといいと思います。
参考になりましたでしょうか?