ミラクルデンチャーという不思議な入れ歯

歯科診療について

『ミラクル的にフィットするデンチャーのお話』 ・・・ミラクルフィット

 http://mfit300.com/hayashi-dental/


歯科治療というものは範囲がとても広く、学校で習うことはまさに基本のみで、新しい技術などは、多くの資料を読んだり、休みの日に講習会や学会などへ行くことによりできるようになっていきます。


衛生士も同じように色々な講習会へ参加することで、腕を磨いていき、患者さんに少しでもいいケアーができるように日々努力しています。さて、その中で今年の始めに、『ミラクルデンチャー』というすごい入れ歯に出会いました。

これは部分入れ歯の新しい方法で、今までの考え方とまったく違うことに大変驚きました。


私がミラクルデンチャーを知ったのは、

ある矯正のセミナーの講師の先生のホームページでミラクルデンチャーが紹介されているのを見つけたときでした。
この先生が推薦しているのなら、ほっとくわけにはいかないという思いと、奇跡の入れ歯を意味する
 「ミラクルデンチャー」 という名前にとても興味をひかれネットで検索したところ、
昨年の10月にミラクルデンチャーの開発者である大阪の中川瑛雄先生のホームページにたどりつきました。

http://www.e-ireba.com/  


ホームページを見てみると、内容がとても面白く不思議な要素が多く、これはなんとしても勉強したいと思いました。

たまたま11月に講習会があったので、すぐに申し込みましたが、すでに満杯ということで今年の2月の講習会受講ということになりました。 そして待ちに待った講習会を受けたところ驚きの連続でした。

このミラクルデンチャーなのですが、最新のバージョンは、ミラクルフィットといい、
金属の金具がない入れ歯は今までもありましたが、入れ歯を上からではなく、横から、斜めから着脱するという発想が、今までの考え方とまったく違い、 とにかく小さいのです。
小さくても何故か安定するという不思議ですが理論にかなったな入れ歯なのです。

すでに8症例作ってみましたが、みなさんとても調子はいいみたいです。
その中の一人の患者さんは、どこかでインプラントを入れてもらっているのですが、別の場所にも歯がないところがあり、骨が少なくてインプラントを入れることができないので、そこにミラクルデンチャーを入れてみたら、インプラントと同じくらいよく噛めると喜んでもらっています。

これをもっともっとマスターすれば、きっと高価でリスクのあるインプラントを
やらなくても、安全であり、しかも喜んでもらえる診療を多くの方にできるので
はないかと思っています。

それにしても何故これまで、誰もこの理論に気がつかなかったのか、・・・・不思議です。
このようなすばらしい発想ができる中川瑛雄先生との出会いにはとても感謝しています。

私自身も、これからは疑問に思っていることも 『できない』 『無理だ』 と思わずに、それを解決するための新しい発想を考えていくような姿勢が必要だと考えさせられました。

ミラクルデンチャーの詳しい内容は、以下をご覧ください。

http://mfit300.com/hayashi-dental/thought.html

 

このお話の続きは↓

ミラクルフィットという不思議な入れ歯 ②

 

ミラクルフィットの感想は

https://www.hayashi-dental.info/voice/post_84.html

 

 

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