根分岐部病変というのは奥歯にできる病気です

お昼のミーティング

 

今回の勉強会では根分岐部病変という歯の根っこと根っこの間の股の間に出来る
病気について調べました。

まずこの根分岐部病変というのは奥歯にできる病気です。
奥歯は上の歯は2~4つ、下の歯は2~3つ根っこの部分が分かれています。
その根っこの分かれ始めるところを根分岐部といいます。

この根分岐部は歯周病や虫歯や根っこ形態によって細菌が感染してしまい、根っ
この周りにある骨がなくなってしまいます。

また元々の歯の形や噛む力によっても起こってしまうので何が原因か見極めるの
も難しいです。

もし根分岐部のところが感染し骨がなくなってしまうとその歯自体が残せなくなっ
てしまいます。一度骨がなくなってしまうと自然に回復するのは難しく、外科的
な処置によって人工的に骨を再生させるしかありません。

またその歯の周りの骨のなくなり方によってもその歯を残せるか変わってきます。
まずはその歯の周りの骨のなくなり方をレントゲンや歯周ポケット検査を行いど
のような状態であるか確認する必要があります。

細菌に感染して起こっているので歯石取りや感染源を取る必要もあります。
そこからできる外科的な処置も変わってくるので再度検査を行います。

今まで自覚症状がなくてもいつの間にか歯を支えていた骨がなくなっていたとい
うケースは珍しくないのでレントゲンや歯周ポケット検査を行い、現状を把握し
ておくのが大事ですね。

 

                                                                         Hashimoto

 

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