歯周病についてお話をしたいと思います

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こんにちは!

今日は歯周病についてお話をしたいと思います。

皆さんは、歯を支えているのは何だと思いますか?
正解は…歯ぐきではなく、その下にある歯槽骨と呼ばれる骨なんです!

歯と歯槽骨は直接くっついてはいません。
歯を指でつまんで揺らしてみると少しだけ動くのが分かると思います。

実は歯と歯槽骨を連結しているのは「じん帯」
なのです。歯を支えるじん帯は健康な歯根の表面にあるセメント質に付着しています。

これらのじん帯は集まって「歯根膜」を作っています。つまり、歯の周囲には歯ぐき、歯槽骨、歯根膜があるのです。
そして歯周病になると、セメント質を含む歯周組織が破壊されてしまいます。破壊されてしまえば歯は存在できなくなり、揺れ始めて抜け落ちてしまう恐れがあります。

まずご自身の歯ぐきを鏡で確認してみましょう!
健康な歯ぐきは、

①赤色ではなく鮮やかなピンク色
②歯と歯の間は引き締まった三角形をしている
③ブヨブヨとした腫れがない
④歯ぐきがやせていなければ、歯の接点の下は
歯茎で満たされている
⑤スティップリングと呼ばれるみかんの皮のような小さなポツポツがある
確認できましたか?

次は、ご自身で確認できる危険信号④を早めにキャッチしましょう!
下記の症状は全て歯周病の症状です。①から軽度、下にいくにつれて中等度、重度になります。

①歯ぐきが赤みがかった色が変化する
②見た目にも引き締まり感がなくなる
③歯周ポケットが4ミリを超える
④歯を磨くと歯ブラシに血がつく
⑤暗めの赤紫に膨らみ始める
⑥歯根の露出が急に進む
⑦膿が出てショッパイ味がする
⑧なんとなく力を入れて噛みにくい
⑨明らかに腫れている、揺れが気になる
⑩痛みが出てくる(最後の最後に痛くなる)

どうでしたか?痛くなってからでは遅いことが分かると思います。
やはり、お家でのお手入れと定期的な検診が大切ですね!

「歯科塾YOBOU」のお話から引用させていただきました。

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Nomura

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