Ｑ、ミラクルの料金が他と比べ安いのは、どうして？　40代女性 140328

  Ｑ、初めてまして。ミラクルデンジャー、ミラクルフィットの質問です。

1、 ミラクルデンジャーでは、金属を使用しているみたいですが、、、
耐久性とかを考えると金属使用の方がいいのか？耐久性はどのくらい違うのでしょうか？

2、 金属使用のミラクルにすると、舌の炎症はないのか？
(以前ノンクラスプデンジャーの金属使用で舌が炎症しました)

3、 デンジャーもフィットもつくったのちに、違う歯が抜歯になった場合
すべて新しく作らないといけませんか？

4、 ミラクルフィットⅤ  とは、どんな感じなのででしょうか？

5、 先日の歯科ではミラクルの料金が他と比べ安いのは、どうして？　助かりますが。。。

6、 フィットもデンジャー、どちらがどのくらいの耐久年数でしょうか？

7、 そちらの歯科ではフィット、デンジャー両方の作成は可能か？

A、メールでのお問い合わせありがとうございます。
林歯科医院の林です。

ミラクルデンジャーは、ミラクルの出発点です。
そこから金属を使用しないミラクルフィットⅠが生まれました。
それの改善型が一部金属を使用しているフィットⅡ以降です。
その中でも私のお薦めは、フィットⅢ、フィットⅤです。
金属を使用するので頑丈です。その分順に費用が高くなっていきます。

フィットⅢ（プラスチックの中に金属が内蔵されています）              フィットⅤ（薄い金属を使用）

金属使用の方が耐久性は当然いいですが、使っていなくても修理は可能です。
耐久年数のデーターはありませんが、２０１０年の４月の初期のころのフィットⅠも修理や調整をしながら健在です。しかしそれ以上のことはわかりません。

違う歯が抜歯になった場合でも、すべて歯を付け足して改善できています。
歯の付け足しや修理は、フィットはどのタイプでも可能ですが
あまり本数の多い付け足しの場合はできないことがあるかもしれません。
ミラクルデンジャーの場合は、歯の付け足しができない場合が多いのが問題です。

ミラクルの料金は、フィットが２１万、デンジャーが４０万くらいが基本だと思います。

しかし、講習を受けてきて経験もないのに２１万円もいただくのは気が引けます。
そこで私は、最初は勉強の意味も含めて決めるべきだと思い、６万～１４万円から始めました。

おかげ様で多くの方から注文いただき、多くの経験から多くのことがわかりました。
さらに、ミラクルのコツは、その他の保険の入れ歯にも生かすことが出来、全体的にもレベルを上げることがきたことは大きな収穫です。

経験を積み、自信がついてくるにつれて、料金を上げていき、現在１３～２０万円にしています。

https://www.hayashi-dental.info/qa/2011/11/q000290.html

2020年の料金表　　/faq/入れ歯（義歯）/2674/

他と比べて安いのは、ただこれだけの理由です。今後はどうなるか未定です。

当初の６万円の方は、保障も同じようにしていますので、とてもラッキーだったと思います。

ミラクルフィットでもミラクルデンジャーでもどちらでも作成しますが
一番のお薦めは、ミラクルフィットⅤです。
薄い金属のため不快感が少なく頑丈です。
ミラクルフィットⅢは、頑丈ですが、少し厚みが気になるところです。
ミラクルフィットⅠは、薄いけど割れる可能性が他より高いです。

金属による舌の炎症については、普通はありませんが個人差がありなんともいえません。
不安な場合は、ミラクルフィットⅠを選択してください。

参考になりましたでしょうか。