マイケルジャクソンの映画「This is it」を見に行きました

プライベートのこと

thisisit.bmp
 

 (写真はYahoo!映画より引用)

11月1日、ミント神戸へマイケルジャクソンの映画「This is it」を見に行きました。

私はなにもマイケルのファンというわけではありませんが、トレンディーなものは知っておきたいし、
映画好きの友人に誘われたこともあって行くことになりました。


さて、当日券ということで前から4番目しか空いていなかったため、
相対的に大画面になり、
最初のうちは普段のテレビではあまりよくわからない彼の顔のアップがとても気になりました。

とにかく鼻の形が気になります。あの鼻の手術はうまくいっているのか?
あんなに尖がった形にするこだわりはたいしたものだとか、
昔の丸い鼻のままでよかったなあとか、映画の内容にあまり興味がないので表面的なことばかりが気になります。

しかし中盤から、昔のヒット曲である「スリラー」とか「ビートイット」とかの場面になると
映画の内容にあまり興味がないといってもさすがに引き込まれていきます。
50才になってもあの昔の動きはそのままで、たいしたものです。
懐かしさと共に次第に感傷的になっていきます。
そして、今回の映画は、バックステージや練習風景なども編集されていて、
マイケルの音や動きやステージの流れについてのこだわりや真剣さが伝わってきます。

そして終盤の環境問題を取り上げた「アースソング」は聞いたことのない曲だったのですが
とても美しい曲でメッセージ性も高く感銘を受けました。


アマゾンの開発による荒れ果てたキリングフィールド
日の出、雨、動物、自然はどうなってしまうのか
立ち止まって気づいたこともあったのだが・・・
この世界に何をしたんだ? 何をしたのか見てごらん!
泣いている地球、嘆き悲しむ海岸

以前は星の向こうを見つめていたのに、今は自分がどこにいるのかもわからない。
無関心はやめてくれ もっと関心を持ってくれ・・・・

海を荒らした。森を燃やした。

そしてマイケルの泣き叫ぶ声で終わっていく。

メロディーも歌詞もすばらしい曲です。


そして映画の最後の場面ですが
立ったまま輪になった最後のミーティングで、マイケルは出演者全員に対して優しく語りかけます。

ステージはメッセージだ
みんなの力で、世界の人たちに愛を思い出させたい。
このままでは地球は滅んでしまう。4年以内に地球を救おう。
「誰かがしてくれるだろう」ではだめなんだ、「自分がしなければならないんだ」

と、語りかけた。

とても格好よく
とても真剣なメッセージでみんなが一体になっていきます。

 

普通こういう発言に対して、
メディアは、面白がって「単なる偽善者だ」などとすぐに攻撃します。

しかし攻撃している人たちは、じゃあそれ以上のことをしているのだろうか?
もしもたとえ偽善者だったとしても、何もしないよりは格段上だと思うのです。
環境問題に対してほとんどの人は何もせずに自分の利益を優先する。
この考え方を逆にすれば、環境問題は必ず解決できることなのに・・・・。

マイケルジャクソンのメッセージを聞いて、
マイケルと同じ世代である私にできることは何だろうと考えることこそが大切だと思いました。
このことはこれからも忘れずに持続して考えていけたらと思います。
やはりアーティストの影響力というのは大きいですね。まねできません。
大昔、私もアーティストになろうとギターを持って頑張った時期もあったのですが・・・


確かにマイケルといえば色々な問題がこれまでも報道されてきました。
でも多くの行動の真相は私にはわからないし、ほとんどの人はメディアの報道を鵜呑みにします。

ほんの2時間の映画でしたが、マイケルの表情、マイケルの発言、
マイケルの行動を映像を通して自分の目で見たことにより今までのマイケルに対するイメージは一変しました。


たとえ映画というメディアであるとしても、真実に近いものを感じれたような気がしました。
マイケルジャクソンが死んだ時、たいして何も思いませんでしたが、
今回、本当にすばらしい存在を失ってしまったことに改めて気が付いたような気がします。。。。。。
結局「This is it」は、見てよかったと思える映画でした。


・・・・・・と、今回のメディアは素直に受け入れたいと思います。

 

映画はいいですね。
湊川公園にある映画館「パルシネマ」もいつまでも頑張ってほしいです。
とてもきれいになったし、地元としてみんなで応援していきたいですね。

 

ちなみに、いっしょに映画を見に行った友人のまさよこさんのサイトは以下です。

     映画好きの人にはとても参考になるサイトです。

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