不思議な小説
乾くるみの、『イニシエーションラブ』という恋愛小説を、
知り合いに薦められた。
読んでわかったのだが、この本は只者ではない。
1回目に読んだ時、最後の2行で、『え!何で』と思い、
同じ本なのに、もう一度読み直すと、別の内容になるという不思議な本だ。
2回目で違う展開になるという、よくもこんな技を思いついたものだ。
本の最後には、以下のように書かれている。
この恋愛小説は、実はある点に気づくとホラー小説のようにぞーっとする話なんです
解説と用語説明をもう一度読んでみて下さい。特に用語説明には重要なヒントが隠されています
それにしても奥深い本でした。
映画化はちょっと無理でしょうね。
『イニシエーションラブ』・・・、とりあえず、紹介しておきますね。
今、アマゾンで、1円で売ってます。(送料は340円かかりますが)
さて、知り合いの情報によると、
最近、乾くるみの「リピート」という本が発売されたらしいです。
本の帯を見ると、「話題騒然!あの『イニシエーション・ラブ』より驚けます。」って書いてあるとのこと。
そういうふうに書かれると、読まざるおえません?