『ジョージ・ハリスン/ヴィングリ・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を、見に行ってきました
今日は、大阪のステーションシネマで
『ジョージ・ハリスン/ヴィングリ・イン・ザ・マテリアル・ワールド』
を、見に行ってきました。
ビートルズ関連の映画は欠かせません。
極めて簡単に要約すると
ジョージ・ハリスンは、若くして物質的な欲望をすべて手にしたが、
幸せとはそのようなものではないことに気づき、内面的な幸せを求めてLSDな
どを試したが、それは一時的な喜びにすぎず、インド宗教へと精神的な意味を求
め、人生に必要なのは『チェンジ』だと気づき、さらに追求した。
ジョンレノンが生活においての愛を歌ったのに較べて
ジョージはとても抽象的な人生の意味や神の愛を歌った。
隠遁生活から、結局自分にできることは、歌うことしかないと考え
物質的社会にもどり、その後、癌に侵され、余命わずかになった時に
自分にやり残したことは何かと考えたとき、それは、自分を必要としている
息子と少しでも長くいっしょにいること以外に、意味を見出せなかった。
人生の意味を求め続けた結果の答えは、結局とてもシンプルな気がしました。
死亡直後に、魂のせいか、部屋が明るくなったとのこと。
実に短い要約ですが、私の心に残ったのは、
『チェンジ』・・・人生には常に変化が必要。
自分にできる事・使命を、喜んで・楽しんでやり続ける。
生きている間に、いかに多くの人を愛せるか・・・・
これらのことは、簡単なようで、とても大切なことだと思います。
「All things must puss」(すべてのものは、過ぎ去る)という曲から
始まった3時間半に及ぶ映画でしたが、とても考えさせられ、目頭が熱くなる映画でした。
先日は、「ジョンレノン、イン、ニューヨーク」が放映され
来月は、ポールマッカートニーの「The Love We Make」と、
なぜか、最近、ビートルズがブームですね。
写真は『ジョージ・ハリスン』公式サイトより