G君はトライやる・ウィークで、林歯科医院で歯医者さんの体験!
トライやる・ウィーク—–兵庫県が、1995年の阪神・淡路大震災、1997年の神戸連続児童殺傷事件を機に中学生に働く場を見せて学習させようとする趣旨から、県内の中学2年生を対象として1998年度から実施されている職場体験。
今年の11月13~14日、将来、歯医者さんになりたいというG君に、歯医者さんを体験してもらうことになりました。
当日は、朝のミーティングから参加してもらいました。
とても明るく、はきはきした好青年のようです!
体験といっても、もちろん患者さんの治療をしてもらうわけにはいきません。
まずは、歯医者さんがどんなことをしているのか、スタッフや受付がどのように動いているのかなど、医院の雰囲気を自分の目で見てもらいます。
そして私が治療しているのを、真横で見てもらい、入れ歯を削った削りカスをエアーで飛ばしてもらうなど、簡単なお手伝いをしてもらいました。
でも、これだけなら退屈です。
当日は、G君の弟に患者として来てもらい、当院の歯科衛生士の指導の下、歯ブラシで弟の口の中の口腔ケアをしてもらいました。
なかなか様になっています。このアングル、まるで一人前の歯科医師。
その日は、訪問診療の予定もあったので、G君と一緒に訪問診療に行くことにしました。
衛生士による口腔ケアと、入れ歯のSETを行うのを見学してもらいました。
歯医者さんが往診へ行くなんて! と、G君にとってとてもいい勉強になったようです。
さて、いよいよ歯科医師の練習として、自分の歯の型を取ったり、せっかくなので指の型も取って、自分で石膏を流してもらい、出来上がった模型を両手に持って記念撮影!
そして最後にみんなでパチリ!
診療の見学の合間に、私は、歯医者の仕事のやりがいや、仕事をする上での心構えや大切なことなど、見た目だけではわからないことなどについてもお話してあげました。
そして、そのお話は、G君の心にきっちりと刻まれたようで、私としては、とても嬉しかったです!。
後日、わざわざお手紙をもってきてくれました。
とても優秀で、好感度大です!
12年後に、G君は、林歯科医院の院長になっているかもしれません!!
これからも、歯医者さんや歯科衛生士さんに興味のある子ども達がいたら、是非その子供たちに大きな夢を感じてもらえたらと思います。