青山繁晴氏の『震災チャリティー緊急追加講演』へ行ってきました。
昨日は、午前10時から12時半まで、ポーアイのニチイ学館で「ホームホワイトニングセミナー」、
午後1時から4時半まで神戸ハーバーランドにある神戸市産業振興センターの10階で「スマイルデンチャーセミナー」。
どちらも以前に受けたことがあるのですが、2回行っても必ず得るものはあります。
そしてそのあと、5時半から同じ神戸市産業振興センターの2階で、青山繁晴氏の『震災チャリティー緊急講演』を聞いてきました。
関西テレビの「アンカー」という番組で青山繁晴氏自身で告知しているのを見て申し込んだのですが、
応募人数が1000名近くになり、追加講演という形で2部構成となり、参加費は一人5000円で、会場費を差し引いたすべてが、被災地へ贈られるということです。
追加講演は5時半から8時半までの3時間に及び、終了後にはすべての参加者と握手をかわし、とてもすばらしいチャリティー講演会となりました。(2部構成なので、実質6時間しゃべり続けたことになります。ご苦労様です)
話の内容は、福島原発のことが中心で、アンカーでの話を深く掘り下げたテレビでは聞けないような内容で、応援にドラクエなどの作曲で有名な、すぎやまこういち氏も参加されていました。(1時半から行われた1部では拉致被害者の会の有本さんご夫妻が参加されていたらしいです)
さて、内容は盛り沢山すぎてここに書くのは大変なので、私自身が、参加できなかった方に伝えたいと思ったことを少しだけ報告させていただきたいと思います。
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賛否両論はあるけども、現実的には日本の電力には原発は欠かせないものだが、今回の事故で原発推進はとても難しくなった。
しかし、日本にはそれに変わる、水和物である「メタンハイドレート」が周囲の海にものすごくたくさん埋もれている。つまり日本は本当は資源国なのです。
「メタンハイドレート」は、石油よりも効率がよく二酸化炭素の排出量も少なくとてもすぐれた資源で、しかも、現在の火力発電所で石油の代わりにそのまま使えるので余計な出費は不要。
特に、日本海側には、海底を掘る必要もなく簡単に採掘できるのに、政府は年間300万円の予算しかつけず、海底300mも掘らなくてはならない太平洋側の開発に年間50億の予算をつぎ込んでいるが、大変な作業なため、一向に進まない。しかも今回の事故で90億円に増やしさらに無駄な予算を組んでいる。これらはすべて開発を遅らせるために意図的に行われている。
日本海側を掘ればすぐに実用化できるものを、あえて太平洋側だけ手をつけ実用化を遅らせているのは、石油で儲けている商社と石油大手が官僚と政府を動かしている。
石油大手に聞いてみると、日本はアメリカに戦争で負けたのだから、アメリカの言うとおりにやっておけばうまくいくのでよけいなことはしないほうがいいというコメント。
余計な事を言うと命にかかわると心配してくれる人が多いが、自分の命よりも明日の日本の方が大切。
確かに今の日本は、政治と官僚の壁は確かに厚い。
しかしそこにぶら下がっている民間の力が変われば日本は変わる。
皆さんの思いで日本を変えていこうではありませんか!
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青山氏のこの最後の発言を私たち民間人が常に忘れないようにこれからも行動していくことこそが私たちの責任だと思いました。
あとは、青山氏には命を大切にしてほしいと心から思います。出すぎた釘は打たれることがとても心配です。
私利私欲を求めず、日本を変えたいという思いは、坂本竜馬とだぶりましたね。
素適な人です。
PS.
スマトラ沖地震は、3ヶ月間隔で大きな津波が2回起こっています。
3月11日から3ヵ月後とは6月です。大至急福島原発に何らかの津波対策をしなければ、福島どころか東京はかなり危険です。そうなった場合、政府は東京から逃げるのだろうか?
まともな対策を行わない民主党を選んだ私たち国民は2回起こらないことを祈るしかないということですね。
PS. のPS.
田中康夫氏が以前国会で言及した「オーランチオキトリウム」についての放送が29日に『夢の扉』という番組で紹介されました。この「オーランチオキトリウム」と「メタンハイドレート」の開発を何としても進めていきたいものです。 .