セルフケアにおける着色の防止について
今回の勉強会では、セルフケアにおける着色の防止について発表しました。
近年、歯の色で悩んでおられる方や、歯を白くしたい方が徐々に増えています。
歯の色については、直接的に虫歯や歯周病等の歯の喪失に繋がる疾患とは関連しませんが、
最近では審美歯科やホワイトニングも認知され、白い歯への欲求が高くなり、
セルフケア製品でも美白系の歯磨剤が数多く販売されているのが現状です。
市販で販売されている美白系歯磨剤は、研磨剤が沢山配合されていたり、
粒子が大きいものが多いので、硬い歯ブラシで力強くブラッシングしてしまうと、
余計に歯面に傷がついて着色が溜まりやすくなってしまいます。
林歯科医院で販売されている、美白系歯磨剤を紹介していきます。
①アパガードリナメル(ホームケアペースト)
2,370円 /120g
・アパガードリナメルは着色が付きやすい歯の 表面の傷を修復する効果があります。
そして、歯の表面をつるつるにして着色が付きにくい歯にします。
・ホワイトニング後に白さを保ちたい方にもお勧めです。
・フッ素は入っていませんが、ナノ粒子ハイドロキシアパタイトが配合されており、
エナメル質の再石灰化及びプラークの吸着除去により、虫歯を予防します。
②ブリリアントモア
1,020円 /90g
・ブリリアントモアは清掃剤が配合されていますが、
ピロリン酸ナトリウムのイオンの力で歯の表面にこびりついた着色を浮き上がらせて落とします。
・フッ素が配合されており、再石灰化を促進し、虫歯を予防して健康な白い歯を守ります。
その他にも市販されている美白系歯磨剤がございますので、分からないことや気になることがあればお気軽にご相談ください。
NOMURA