母親の口腔内のミュータンス菌が多い場合、子どもたちへ感染する確率は高くなります。

お昼のミーティング


 


母親が妊娠中から子どもの為に出来る虫歯予防について勉強しました。

子どものう蝕の始まりは、ミュータンス菌が口腔内へ感染する過程にあります。

主たる感染源は母親であり、その唾液を介入して子どもへ伝播することが一番多いので、一般的に母子伝播や母子感染と表現されています。
そして食べ物をあらかじめ噛んでから子どもに与える噛み与えや、スプーンやお箸を子どもと共有する行為が 主な感染経路です。

母親の口腔内のミュータンス菌が多い場合、その子どもたちへミュータンス菌が感染する確率は高くなります。
だからこそ、それを食い止めるための感染症予防が必要なのです。

そこで必要なのは、虫歯菌の量ではなく、質を変えるということです。
そこでキシリトールに注目しました。
キシリトールは1日5~10グラムの量を3回以上に分けて摂取すると、う蝕予防に効果があるといわれています。
林歯科で販売しているキシリトールガム一粒中に1.3グラム含有されているので、1日4粒以上噛むとよいでしょう。

キシリトールを噛むと虫歯にならないということではなく、歯磨き、フッ素、ショ糖制限だけでは完璧に出来ない虫歯菌のコントロールをサポートしてくれるという意味で摂取してくださいね。
 

resize0501.jpg

                             Miura

 

 

 

関連記事一覧

カテゴリー