痛み止めについて (ロキソニン、カロナール)

お昼のミーティング


 


こんにちは!
今回は痛み止めについて勉強しました。

歯科で処方される代表的な痛み止めてして、

・ロキソニン
・カロナール
・ボルタレン

が挙げられます。

その中でロキソニン、カロナールについての特徴をまとめてみました。

〈ロキソニン〉

歯科で最も処方される痛み止めであり、痛みや発熱などの炎症を和らげる解熱鎮痛消炎剤の中でも特に有名な成分、ロキソプロフェンナトリウムが主成分の痛み止めです。
炎症が起きている患部で、その痛みの元となる体内物質(プラスタグランジン)の生成を抑えることで、鎮痛、抗炎症、解熱作用を発揮します。

○効果的な服用方法

・麻酔が切れる前に飲む
・痛み止めの効果が出るまでに30~60分の時間がかかるので、痛みが強くなる前に飲む
・痛みが強い場合、一錠摂取した後、まだ痛む場合にはもう一錠摂取

○副作用と注意点

・胃への負担が大きいため空腹時を避ける
・過度な摂取により、浮腫やむくみ、発疹や蕁麻疹が出る
・妊娠後期、出産予定12週以内の妊婦、授乳中は避ける
・15歳未満の小児は服用しない
・アスピリン喘息、ピリン系薬剤にアレルギーのある方

〈カロナール〉

ロキソニンを服用できない方に処方する痛み止めとして、処方される事が多いのがカロナールです。
解熱、鎮痛効果はありますが、消炎作用をほとんど持ちません。そのため、副作用が少なく、安全性が高いため、小児や妊婦にも処方が可能です。
アセトアミノフェンを主成分とし、アスピリンにアレルギーのある人や、抗凝血剤経口糖尿病薬など、アスピリンと一緒に服用すると重い副作用を起こす可能性がある薬を飲んでいる方の解熱、鎮痛にも利用できます。

○副作用

発疹、嘔吐、食欲不振、血小板機能低下による出血時間の延長、腹痛
いずれも過度な摂取によるものになります。

〈市販薬の痛み止め〉

・バファリン

胃の中で薬を早く溶かすダイバッファーHTという成分が入っているので、胃の粘膜を刺激することも防ぎます。胃に薬が残らず、小腸に早く届いてくれます。
胃が弱い方、荒れやすい方にもオススメです。

・イブ

小粒で飲みやすく、イブプロフェンという成分が、痛みを感じる元になる物質に作用し、多く作られることを防ぎます。
解熱、鎮痛、消炎作用もあり、のどや歯ぐきの腫れにも効果的と言われています。
眠くなる成分も入っているので、服用のタイミングには注意が必要です。

 

歯科治療にはどうしても痛みを伴うことがあります。麻酔や痛み止めの力を借りながら、しっかりと治療していく事でお口の中の環境を守っていきましょう。

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                                SAKAGAMI

 

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