口腔カンジタ症と舌疾患について話し合いました
今回は、スタッフのブログからの引用・・・・ 歯科衛生士、谷山、谷口からのレポートです。
-----------------------------
10月14日
今回の勉強会では口腔カンジタ症について話し合いました。
写真などを用いて基礎的なことから症状の現れ方、
処方薬、理解していなかったことを勉強できました。
カンジタ菌とは口腔内常在菌であり、生体の抵抗力の低下が感染の要因となります。
臨床の現場では、さまざまな患者さんと携わります。
今日のケースのような口腔内に出会うことがとても多く私たち衛生士が何をすべきか、、、。
カンジタ症は生命をおびやかす病ではありませんが発症した患者さんの何らかの黄色信号を見逃さず、
全身状態の変化があると予測すべきであるということが、
今回の勉強会で改めて感じました。
谷山
-----------------------------
10月21日
今週の勉強会は『舌の汚れと変化からみる全身疾患への関与』についてでした!
一見見落としがちですが、舌が汚れていると、食事をとるときにバイキンが体の中に入ってしまったり、口臭の原因ともなります。
また、舌の変化は内蔵疾患や日頃のストレス、栄養不足などからくることがあります。そのような変化に私たちが気づき、皆さんの健康のお手伝いができるようにします!
これからもお口の中だけでなく体のことも含めた検診を心掛けがけていきます!
谷口
-----------------------------
院長より
口腔カンジタ症の治療は、まずは口の中を清潔にすることが第一です。
そのためには、歯科衛生士の役割がとても重要です。
薬剤としては、ファンキゾンなどの薬液を口の中に含み、舌で口全体に広がらせ、
そのまま飲み込みます。
進行している場合は、それだけでは治りにくく、全身的な治療が必要になります。
舌は全身のバロメーターになります。
地図状舌、黒毛舌など、体の異常が、舌に特徴のある様相を示します。
スタッフみんなでアドバイスできるようにさらにレベルアップしていきたいと思います。