乳幼児期の姿勢について

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  「乳幼児期の姿勢について」

 

今回は乳幼児のお子さんがいるお母さん、お父さんに知ってもらいたい姿勢についての内容です。

頭部、顎位を正しく支える身体発育は

定頸→寝返り→よつばい→坐位→つかまり立ち→独歩

と順序良く道筋を立てた発育発達が望まれます。

発達発育が追い付いていない状態でお座りやタッチを急ぐと背骨のS字カーブが十分に発達せず、重たい頭部を正しく支えられる体になりません。

まだ自分で座ることが出来ない段階で子供椅子に無理に座らせることによって、座骨で座ることが望ましいのに仙骨で座ってしまい体幹がなくなり身体を支えることが出来なくなります。

月齢で坐位を始める時期や、独歩を始める時期などはありますが、個人差があるのでおおよその時期が来ているのにまだ坐位を始めない….からと言って焦り無理に座らせず子供が自ら座りだすのを待ちましょう。

じっとしていることが出来ない子になることもあります。

子供が手をはなしていても一人で座っておけるグッズがありますが頻繁に使用しないほうが良いです。


椅子に座らせる際は背もたれにもたれかからず、足は地面にしっかりとついている状態が望ましいです。

ご飯を食べている状態の姿勢はどうでしょうか?
まずは普段の食事での姿勢から気を付けて見てみて下さい。

特に成長が目まぐるしい乳幼児期では周りと比べてしまい
順序が決まっていてもどんどん先に進みたくなりますが、発達発育には個人差があります。
周囲は気にせずお子さんの成長を見守ってあげてくださいね!

 

 

Karitani

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