①訪問歯科の口腔ケア
みなさまこんにちは(^^)
令和初の冬は、寒暖差が激しかったりコロナウイルスのことがあったり・・体調面がとても心配ですね。
しっかり手洗いうがいマスクをして予防していきましょう!
さて私は今回"訪問歯科における歯科衛生士がすべきこと"というセミナーに参加させていただきました。
訪問会の凄腕歯科衛生士さん✨下川泰子さんが講師をしてくださり、座学だけではなく、実際に口腔内のマッサージ方法なども実技指導していただき、とても充実したセミナーでした!
少しですが、学んできたことみなさまにもお伝えさせていただきます(^^)
おおまかに4つの目次に分けて
①訪問歯科の口腔ケア
②訪問歯科の口腔ケアの手順
③摂食嚥下のプロセス
④ミールラウンドのポイント
の順でお話していきます。
①訪問歯科の口腔ケア
《訪問歯科は、口腔環境と口腔機能の維持と改善を行うことで、患者様のADLの向上・全身疾患の予防に繋がる》
口腔環境の改善は、歯磨きや義歯の清掃、粘膜の清掃で行うことができます。口腔内の環境が良くなると、誤嚥性肺炎が予防できるだけではなく、味覚も変化してきます。
訪問歯科では、口腔内の環境状態を診るだけではなく、口腔機能が低下していないかを診ることも大切です。
口腔機能評価には4つあり、
①ぶくぶくうがいテスト→ 水を右に含んだり、左に含んだりする。
②がらがらうがいテスト→ がらがらうがいが出来るかどうか。
③オーラルディアドコキネシス→ パ・タ・カ・ラ などの発音を用いて評価。
④反復唾液嚥下テスト→ 喉仏を触って、きちんと飲み込めているかを評価する。
このような、環境的・機能的な口腔ケアをすることにより
☆咀嚼力が維持できる
☆食欲増進・健康維持
☆全身疾患の予防と軽減
☆肺炎などによる感染予防
☆表情が豊かになり会話が楽しめる
などのことが起こりQOLが向上します(^^)