腹式呼吸について
今回は腹式呼吸について勉強しました。
呼吸にはいくつかの方法があります。
普段私たちは無意識に胸式呼吸とよばれる呼吸法を行っていることが多いです。
いくつかある呼吸法の中でも、体に色々な効果やメリットがあると期待されているのが腹式呼吸です。腹式呼吸は、これまでも体によいと注目されており、身体的な面だけではなく、精神的な面においても効果があるといわれています。
呼吸は腹式呼吸と胸式呼吸に分けられます。
腹式呼吸と胸式呼吸の違いは、横隔膜の使い方です。
呼吸の役割の一つに、体内の空気の交換があります。呼吸と関係が深い肺は、実は自ら伸びたり縮んだりすることはできません。周りの筋肉や骨が動くことによって伸縮できるのです。
腹式呼吸と胸式呼吸を比べると、腹式呼吸のほうが横隔膜を3倍〜4倍多く使うといわれています。肺は横隔膜に引っ張られて広がり、胸式呼吸よりも吸える空気の量が多いといった違いがあります。
鼻で呼吸することで
・空気中の汚れを鼻のフィルターで除去して体に入らないようにしてバイ菌の侵入を防ぐ
・肺に入る前に温め加湿する
・副交感神経優位になり身体や心を回復させる
口呼吸
・口から一気に空気が入るため、空気の汚れやバイ菌がダイレクトに入り病気になりやすい
・空気が外気温で乾いたまま肺に入るので肺に負担がかかる
・浅く短い胸式呼吸になり、交感神経優位の状態が続き、身体や心が休まらない
このように鼻から腹式呼吸をする事で、身体にも心にも良い事がたくさんあります。
さらに歯並びを良くするためにも口を閉じて鼻から腹式呼吸をすることがとても大切だといわれていめす。
林歯科では歯並びや健康な身体作りのための呼吸法を始めとする様々なアクティビティを行っています。
MIURA