インプラントを利用した上下の総義歯
総義歯をインプラントで固定することにより強い力で噛めるようになります。
インプラントを利用した上の入れ歯はこのようになっています。
表
内面
口腔内の状況です。ここに入れ歯をはめ込みます。
4本のインプラントで入れ歯を固定して、すでに15年以上経過しています。 (ストローマン社)
左の奥のインプラントを止める部品は黒いゴムではなく透明のプラスチックを使っています。
パノラマレントゲンです。
上の顎には4本のインプラントと入れ歯の金属部分が写っています。
下の顎には術前診断のために直径3mmの鉄の玉を使って骨の深さを計測しています。(CTを使う以前はこのように分析していました。)
下顎にインプラントを2本入れました。
下の入れ歯は2本のインプラントだけで止めることができます。 (ノーベルバイオケアー社)
下の入れ歯はこのようになっています。 インプラントに固定するのに今回は金属の装置を使用しています。
表
内面
見ただけではインプラントの効果はわかりにくいと思いますが、インプラントのおかげで入れ歯の動きが止まり、隙間に食べ物が入り込まなくなり、硬いものでも痛みなく、よく噛めるようになります。
ご本人より感想をいただきました。
もう22年になります。 上のインプラントをしてもらって今だにしっかりしたものです。時々ゴムを替えたりしてもらったりしていますが、私はリンゴ大好き人間ですが、毎日バリバリ食べられるのがうれしくて、ほんとに有難いと思います。商売をしていますので一日中お客様と話をするのですが笑っても何も気にする事もありませんし、感謝です。ありがとうございます。
(個人の感想です。施術効果には個人差があります)
内容 :顎の骨にチタンの人工歯根を植え込みます。
費用(税別) :手術代200,000円被せ物とつなぐコネクター:50,000円、被せ物:100,000円
期間 :インプラントの手術後3~6ヶ月経過後に間型取りを行い、1週間後にセット。
副作用 :セラミックの歯に当たる反対側の天然歯の摩耗の可能性があります。
老後の口腔ケアーが困難になることがあります。
リスク :骨との結合が悪く、脱落することがあります。ことがあります。
下顎の場合に、手術時に神経を刺激した場合に顎が長期間しびれることがあります。