「のど」のお話

近頃、気温差が激しく体調を崩されてる方が少なくないかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

今回私はのどについて調べました。
私たち人間は、1日に約2万リットルの空気を取込んでいます。
のどを通り、気管を経て肺に入ります。
空気には、ほこり、カビ、細菌、ウイルスなどの異物が含まれていて、異物を肺まで届かないようにガードしているのが、
咽喉から肺に至る気道の内壁を覆う粘膜と線毛です。
鼻や口から侵入したウイルスや細菌などが粘液部分に付着すると、線毛運動によって咳や痰として体外に排出し、体内への侵入を防いでいます。

しかし、この線毛運動の働きが弱くなると、ウイルスや細菌が侵入しやすくなってしまうのです。
線毛の弱点は寒さと乾燥で、冬にインフルエンザにかかりやすいのはこのためです。

季節は今から夏に向かっていますが、油断は禁物です。
加湿器、こまめな水分補給、うがい、マスク、唾液腺マッサージ、のど飴
など対策をしっかりして体調に気をつけていきましょう。

MORI