貧血を軽くみず、しっかりと診断、治療を受けていくことが大切です
寒くなってきましたね!
皆さま体調崩されていませんか?
今回は貧血について勉強しました。
貧血とは、血液中のヘモグロビン量が減っているために、酸素運動に障害をきたしている状態をいいます。
WHOの基準では、成人男性の場合13.0g/dl未満、女性では12.0g/dl未満を貧血と定義しています。
自覚症状としては、動悸、息切れ、倦怠感、頭痛などがあります。
貧血の種類
①鉄欠乏性貧血
若い女性を中心に、最も頻繁にみられるタイプの貧血です。
鉄剤を内服すると改善することが多いです。鉄分とビタミンCを同時に内服すると、鉄の吸収は2~6倍に増えるともいわれています。
②再生不良性貧血
血液をつくる骨髄の障害による貧血です。
重症の場合は骨髄移植を行うこともあります。
③悪性貧血
ビタミンB12の欠乏が原因であり、注射で完全に治るようになりました。
④溶血性貧血
黄疸や脾腫がみられます。
食事をするとすぐに満腹になることがあります。
⑤二次性貧血
血液の病気以外に疾患があって起こる貧血のことをいいます。
腎臓障害、肝臓障害、リウマチ、急性白血病、がんなどがあります。
貧血を軽くみず、しっかりと診断、治療を受けていくことが大切です。
MIURA