咀嚼にかかわる習慣のサイン
咀嚼にかかわる習慣のサインについて
皆さんは、日頃無意識の中で「食べ物を強く噛むくせ」や「すり潰すように噛むくせ」など歯に負担がかかるような噛み方はしていませんか?
咀嚼時に過度な噛む力が加わると、その噛む方によっては強い歯ぎしりに匹敵するほどの力が歯にかかってしまいます。
また片方で噛む癖や、硬いせんべいやガムなどを好んで食べることも長期にわたれば歯に負担をかけ、積み重なると、歯を失う原因となってしまいます。
特に歯周病などで骨が吸収している状態にも関わらず、小さい頃からの習慣で同じようにお食事をとっているとより骨吸収が進行したり歯が割れたりするリスクが上がってしまいます。
「硬いものやガムは噛むと歯に良い」や「ピーナッツを毎日噛むと認知症になりにくい」などの健康志向に基づいた認識がありますが、再度ご自身の歯の状態を見直して考え直す必要があります。
例えば骨の吸収がなく健康な場合は皮ごとの丸かじりが可能になりますが、1/3の吸収が見られた場合は皮付きでも良いが、切った状態にしましょう。
1/2の吸収の場合は皮は剥いて、切った状態にしましょう。
より重度になった場合は皮は剥いて、1口サイズにしましょう。
このようにお口の状態に合わせてより歯を長く保つために気をつける必要があります。
なかなかご自身だけでは把握するのが難しいと思いますので、歯の検診を行い、今の状態を把握しましょう。
私たちも皆さんの歯の健康を守るためにサポートさせて頂きますね!
Koreeda