発達障害の口腔ケアのポイント
今回の勉強会で私は発達障害について調べました。
まずは、自閉症。
脳機能の障害で脳の働き方(メカニズム)の変化によるものと言われ、社会性の障害.コミュニケーションの障害、想像力の障害を併せ持つといわれています。
こだわりの行動により、甘いものばかりを食べ虫歯が多くできたり、歯を強い力で磨いてしまう事により歯茎を傷めることがあります。
急にパニックを起こし、大声を上げるなどの行為がみられることがあります。
次にアスペルガー症候群。
アスペルガー症候群は広い意味での「自閉症」に含まれるタイプの一つで、「コミュニケーションの障害」「対人関係・社会性の障害」「パターン化した行動、興味・関心のかたより」があります。自閉症のように幼児期に言葉の発達の遅れ
がないため障害があることが分かりにくく、成長とともに他人との交流などで、はっきりする事が特徴です。
最後にADHD(注意欠陥/多動性障害)について。
気の散りやすさ、不注意、多動、衝動性などを特徴とする発達障害の一つです。
注意力を維持しにくい、時間感覚がずれている、様々な情報をまとめるのが苦手などの特徴があり、日常に支障をきたすことがあります。
多動のため落ち着きがなく動き回ったり、衝動性により突如感情を高ぶらせることがあります。
★口腔ケアのポイントをお伝えします(^^)
自閉症の方の口腔ケア
・間食や甘味食品の過剰摂取を防ぐ
・歯や口腔内を触れられることに慣れるため、定期的な健診を受けます。
・家庭では、テレビなどの刺激のない一定の場所で、決まった時間に歯磨きする習慣をつけるようにします。
ADHD(注意欠陥/多動性障害)の方の口腔ケア
・家庭での歯磨きに集中できなかったり、忘れたりすることがあるので、生活の流れを決めて、手順通りに行動するように工夫します。
・歯磨きをする場所に時計やタイマーを置くなどして集中しやすくします。
・歯磨きが習慣化するまで、周りの方が声かけやお手伝いをします。
・できないからと叱ると自己肯定感を喪失させるので、できたことを褒めるようにしす。
しっかりと口腔ケアをさせていただけるよう、もっと詳しく勉強しようと思います!!
Unai