電動歯ブラシのメリット・デメリット

お昼のミーティング

 電動歯ブラシについて調べました。

○音波歯ブラシ・・・市販されてる電動歯ブラシのほとんど。毎分約30,000回の音波振動を発生させてプラークを除去する。

○超音波歯ブラシ・・・約1.6MHz以上の高い周波の音波である超音波で歯とプラークの付着を弱め、剥離させてプラークを除去。ブラシの振動が非常に微弱でプラーク除去能力が低いため、手用歯ブラシと同様に小刻みに手を動かす必要がある。

 

メリット

・手用歯ブラシと違い小刻みに振動させる操作がなくて短時間にプラークを除去できる。

・ブラシを付け替えることでさまざまな部位に使用できる。

 

デメリット

・手用歯ブラシに比べて高価である。

・大きく重量があるため、使用の継続が負担である。

・歯間部歯磨き残しが生じるので歯間ブラシやフロスの併用は必須である。

・高齢者などによっては、電気器具の取り扱いが困難な場合がある。

・慣れていない場合、振動を不快に感じたり、手用歯ブラシの方が磨いた感じがすることがある。

 

使用を勧めたい方

・手用歯ブラシをうまく使えない方

・ブラッシング圧が強い方

・自力でブラッシングできず他者の補助や介助を必要としている方

・矯正治療中の方

・麻痺などで細かい操作が難しい身体障害者

・ブラッシングへのモチベーションに活用できる場合

 

代表的な種類

①基本となる縦磨きの振動に立体的な振動が加わったもの(ソニッケアーなど)

②毛束が反復回転運動していたものに、立体的な振動を加えたもの(ブラウン・オーラルBなど)

③横磨きの振動に立体的な振動が加わったもの(ドルツなど)

 

注意点!

近年の電動歯ブラシでは強く歯面に押しつけると、動きが弱くなる機能が備わっているものもあります。しかし、圧が強すぎると毛先が広がりプラーク除去率も低下することから、適切な圧で使用することは重要です。誤ったストロークで使用すると、歯肉の擦過傷やくさび状欠損を引き起こす可能性があります。

                  Fujioka

 

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