歯ぎしり、くいしばり
今回は「歯ぎしり、くいしばり」についてお話しします。
皆さんの中にも寝ている間に歯ぎしりをしていたり、集中している時にくいしばったりしている方がいると思います。
歯がすり減ったり顎関節症になったりすることは良く言われていますが、実は歯周病を悪化させる原因にもなります。
歯はもともと顎の骨にコラーゲン繊維で半固定されています。
その暑さは50〜200ミクロンほどで過度な力が長時間かかると咬合性外傷という炎症を起こします。
歯周病菌が少なくても歯を支えている歯槽骨は外力が常に加わる事で溶け始めてしまうのです。
(この力を応用したのが歯科矯正です。)
また歯ぎしりが原因で歯にヒビが入る事もあります。
ヒビが大きくなれば破折につながり、治療が不可となるため抜かなければなりません。
その負担を少しでも減らしてくれる予防策の1つとしてマウスピースがあり、保険で作成する事ができます。
一度歯周病にかかってしまった歯を治すのは容易な事ではありません。
そうなる前に定期的なクリーニングや予防をしていきましょう。
Koreeda