日本人の死因トップ4を知っていますか?
嚥下トレーニング
日本人の死因トップ4を知っていますか?
1位 悪性新生物=がん
2位 心疾患
3位 脳内疾患
4位は歯科にも関りがある肺炎です。
では、歯科に関わる肺炎とは何でしょう?
それは、「誤嚥性肺炎」です。
誤嚥性肺炎とは、「誤った嚥下による肺炎」のことです。
気管に物や液体が入ってむせてしまうことがありますよね。
むせることが度々ある方は誤嚥性肺炎の予備軍かもしれません。
そんな誤嚥性肺炎は日頃のトレーニングで簡単に防げるって知っていましたか?
約30秒のトレーニングを3~4回行うだけでかかりにくくなります!
実際にやってみましょう!
唾液を「ゴックン」と飲み込んでみて下さい。喉の周りの筋肉が動いたことが分かりましたか?
次に、舌を前に出してみましょう。上下の唇から少し出るくらいで大丈夫です。
そのまま舌を唇で軽くはさんでください。
舌をはさんだまま、引っ込めないように「ゴックン」と唾液を飲み込んで下さい。
先ほどよりも首の周りの筋肉が多く使われているのが分かりましたか?
今度は、両手の親指を下あごの中央部にあてて、同じように「ゴックン」としてみて下さい。
顎の下の筋肉が動いているのがよく分かったと思います。
この「舌出しゴックン」を30秒以内に5回連続でできますか?
毎日このトレーニングを行うことで、嚥下筋が鍛えられ誤嚥性肺炎の予防になります。
さらに、首の周りもスッキリと二重アゴの予防にもなります!
誤嚥性肺炎は、正しい嚥下が出来ずに誤嚥した菌が肺の中で増殖して発症します。
誤嚥の予防とともに、原因菌をお口の中に増やさない事も大切です。
毎日の正しいブラッシングと、定期的なプロによるクリーニング・PMTCが有効です。
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