今日は花粉症についてお話しします
こんにちは!
少しずつ暖かい季節になってきましたね。
暖かくなってくるこの季節に問題なのが花粉です。
今日は花粉症についてお話しします。
花粉症とはスギやヒノキなどの植物の花粉が原因で生じるアレルギー症状のことを言います。
症状はくしゃみ、鼻水、目の痒みなどが多く、風邪と似ているところも多いですが、花粉症の鼻水は水っぽいサラサラした鼻水が流れるという違いもあります。
また他にも体がだるい、喉や顔・首がかゆい、集中力が低下するといった全身症状を伴うこともあります。
花粉症といえば、スギ花粉症がよく知られていますが、この他にも様々な花粉症を引き起こす植物があります。
また、果物や野菜での口腔アレルギー症候群は、花粉症の方に多く発生し花粉食物アレルギー症候群と言われております。
これは、花粉のアレルゲンと一部の果物や野菜に含まれるアレルゲンが似ている為、アレルギー反応が起きてしまいます。
花粉の種類によって原因となる食物が変わってきます。
例えばスギ・ヒノキ花粉だとトマトの食物アレルギーが出やすく、ハンノキ花粉だとももやりんごの食物アレルギーが出やすくなるそうです。
全ての食物にアレルギー反応が出るわけではなく、花粉症の方の一部の方がアレルギー反応が出る場合があります。
口腔アレルギー症候群を引き起こすアレルゲンの多くは、特に熱に不安定で生で食べると症状が出やすくなっております。
多くの原因食品は加熱することで食べることができることが多いです。
また、花粉症による副鼻腔炎が原因で虫歯や歯周病ではなく、上の奥歯の歯がしみたり噛むと痛いなどの症状が出る場合があります。
副鼻腔炎とは鼻の周りにある空洞で頬の裏側にかけて広がってる空洞に細菌が感染し、炎症が起きることをいいます。
虫歯などの痛みでは1本だけ痛むことが多いですが、花粉症による副鼻腔炎が原因の場合、上の奥歯2・3本が同時に痛むことが多いです。
他にも、階段を降りる時やジャンプするとひびく感じがしたり、歯が浮いている感じがする、歯の痛み以外にも頭痛や目の奥に圧迫感があるなどといった症状がある場合は、副鼻腔炎の可能性があります。
歯医者に行って虫歯が原因ではないと言われた時は、一度耳鼻科に受診することをおすすめします。
副鼻腔炎は軽症なものだと抗生物質を服用するとすぐに治ることが多いです。
抗生物質でも治らない場合は、内視鏡手術で副鼻腔の排液を改善して、感染している物質を除去する場合があります。
少しでも異変がある場合は、放置せずに早めに病院に行くことをお勧めします。
HIMURO