入れ歯治療(ミラクルフィット)
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インプラントに負けない「ミラクルフィット」
最近、インプラントに興味を持っている人がとても増えており、当院でも20年以上前から取り入れ、多くの方に喜んでいただいています。
しかし、歯が無くなった時に、全員の方にインプラントが出来るわけではありません。
インプラントを入れる所の骨の状態や全身的な問題、インプラント手術のリスクへの不安、または経済的な問題等があります。
このようにインプラントが出来ない方や、インプラントに興味があっても迷っている方には、多くの場合はまず保険の入れ歯を入れてもらいます。
インプラントでなくても入れ歯をきっちりと作ればとりあえずは噛めるからです。
そしてその入れ歯で満足していただければ、それで完了ということになります。
インプラントを入れれば数十万円~数百万円かかるところ、たった数千円で噛めるようになります。
ただ、入れ歯がよく噛めるといっても、やはりインプラントにはかないません。
インプラントを薦める理由というのは、入れ歯よりもよく噛める。
見た目が本物の歯と同じで、歯に引っ掛ける金属の金具が無いので自然である。
余分な装置が無いので違和感が無い。
隣の歯に負担をかけないので、残っている歯を護るということがあります。
しかし、もしも今までの入れ歯のようなマイナスのポイントがきわめて少ない入れ歯があったらどうでしょうか。
インプラント手術への不安が無い。しかも費用も数分の一程度。
つまり、今までの入れ歯よりもよく噛める。
歯に引っ掛ける金具が無い(あってもほんの少々)ので自然。
見た目が本物の歯とほとんど同じで、小さくて余分な装置が少ないので違和感が少ない。
となりの歯に負担をかけず、逆に入れ歯と残っている歯が一体となることで残っている歯を護る。
こんな入れ歯があったらどうでしょうか?
それが、ミラクルフィットなのです。
ミラクルフィットを漫画でわかりやすく説明しています
ドクターハヤシのウィークリートーク ①
ミラクルフィットは、インプラントをためらっている人の為に作られた。ミラクルフィットはいかにぴったりと歯に合わせるかを狙っている。
例えば宮大工。釘を使わないのに、ぴったりと木と木が固定される。
寸法を合わせてピタッと嵌める。石垣もサイズを合わせてぴたりとはまる。
つまり入れ歯と両隣の歯と歯茎が一体になる様にする。
全体が動かないことにより両隣の歯の動きもなくなる。そして強く噛める。
聞き手:平見聖咲子(声のプロダクション・キャラ)
ドクターハヤシのウィークリートーク ②
(要約)入れ歯を支えている歯のどの部分に力がかかるかが問題。
普通の入れ歯は歯の上の方に力がかかり、両側の歯を揺さぶることが多い。歯の下の方に力がかかると、・・・・?。
例えば、ゴジラが東京タワーの上の方を攻撃すると倒れるが、下の方を攻撃しても倒れない。
ミラクルフィットは歯の下の方に力がかかる。
木に象を根元に括ると倒れないが木の上の方に紐を括ると折れるような感じ。
普通の入れ歯は上の方から平行に入れるが、ミラクルフィットは横から入れたり斜めから入れたりで、出し入れの工夫も大きなポイント。
他にもポイントはある。
ドクターハヤシのウィークリートーク ③
(要約)金属を使わない見た目の綺麗な入れ歯は他にもいろいろある。
入れ歯のピンク色の部分の材料はビニール系(ポリアミド)やポリエステル、ポリカルボネート。
ミラクルフィットはポリカルボネートで出来ていて強い。
ポリカルボネートは、もしも割れても直せるが、ポリアミドはビニールなので割れないが直せない。
だから入れ歯を支えている歯が悪くなって抜くと、そこに歯は足せない。
ミラクルフィットは歯を抜いても付け足すことが出来る。
つまり、入れ歯の寿命が長い。歯茎の状況や口の中の内面の状況が変わってもリモデリングが出来る。
不二家の『ミルキー』のお話です。
(要約)歯に付きやすい飴で歯に詰めているものが外れた経験がある?
商品の裏に「歯科材料が取れる可能性がある」と注意書きが書いてある。
でも、どう注意したらいいの?
知り合いの歯医者さんが歯科医師会の執務中に白い飴を噛んでいて、歯に詰めていたものが取れて大ショック!
健康な歯の人には飴で歯が抜けることはない。
予防するメリットはやはり大きい!
だからといって飴やガムを噛んでばかりいると虫歯になる。
唾液は歯が溶けかけたのを戻す力があるのに、ダラダラと食べると力を発揮できない。
だから食べるなら食べる時間を決めましょう。
ドクターハヤシのウィークリートーク ⑤
インプラントを入れてもらった歯医者が突然閉院したら、違う歯医者でも大丈夫なの?
インプラントは、どこのメーカーなのかを聞いておくこと。
部品が合わないことがあります。老後にインプラントだけが残った時でも、うまく対処していくことも考えておかなくてはいけません。
ドクターハヤシのウィークリートーク ⑥
ミラクルフィットは金具の見えない歯に優しい入れ歯でノンクラスプデンチャーの王様です。
歯を削ることなく、歯が1本あれば誰でもできます。インプラントと同じくらい噛める人もいます。
ミラクルフィットは、なにかあったらはずせますが、インプラントは自分ではずすことができません。
こどもの歯並びの漫画です
子供の予防矯正「マイオブレイス」についてのお話
新しいミラクルデンチャー誕生!
新しいミラクルデンチャーが誕生しました!
ミラクルデンチャーの中でも金属をほとんど使用せず、小さくて軽いものを「ミラクルフィット」といいます。
歯に引っ掛ける金属の金具が無い入れ歯は今までにも作製し、多くの方に喜んでもらってきました。
しかし、ミラクルフィットはさらに小さく、違和感も少なく、入れ歯と残っている歯が一体となることで残っている歯を護り、しかも新しい理論により、これまでのものよりもよく噛めるのです。
ミラクルフィットの特徴
- 床が小さいこと。
- ウィングと称する部分がないこと。
- 24時間装着が可能なほど、違和感や歯牙に対する圧迫感が無いこと。
- チェアーサイドでの修理、調整に関するノーハウ(ミラクルメソッド)が完成していること。
- 金属部分が無いので、ミラクルメソッドを理解できると調整・補修が簡単なこと!!!
- 残存歯を保護し、傷めにくいこと。
治療は歯の型とかみ合わせを採るだけで、手術や歯を抜いたり、歯を削ることもありません。
お年寄りの方でも、また高血圧や糖尿病などがあっても、何の問題もありません。
是非、リスクがなく、新しい理論から生まれたこの素晴らしいミラクルフィットを体験してみてください。
ミラクルフィットは、何故残っている歯を守るのでしょうか?
ミラクルフィットというのは、見た目が自然な入れ歯という面も持つのですが、同じような、ノンクラスプデンチャーという、金属が見えない、或いは金属を使用しない入れ歯は昔から他にもありましたが、ミラクルフィットの大きな違いは、他のすべての入れ歯が、引っ掛ける歯の真ん中から先の方に力がかかることで、支えている歯を揺さ振り、歯が弱っていき、その歯の動きが大きくなると抜かなければならなくなるのに対して、ミラクルフィットは、主に歯の根本近くを含めた歯全体に力がかかるので、歯を揺さ振る力が小さいのです。
地面に突き刺さった杭を考えてみてください。
2mの杭が地面の下に1m突き刺さっていて、地上に1m出ているとして、普通の入れ歯は、杭の先1mの部分を揺さ振り続けることで、だんだんと杭が動いていくイメージです。
それに較べてミラクルフィットは、地面から出ている杭の1mの先の部分ではなく、地面から10㎝あたりの所を揺さ振っても杭はびくともしないイメージです。
東京タワーの先をゴジラが揺さ振ったら簡単に倒れるけど、東京タワーの足元をゴジラが揺さ振っても、倒れないような気がしませんか?
あるいは、木の根本にロープでつながれた象をイメージしてください。
木の先に象をロープでつなぐと木は折れるか抜けますが、木の根本にロープでつなぐと木はびくともしません。
確かに同じような考え方で、これまでにコーヌスデンチャー(コーヌスコローネ)というものがありました。歯の全体で入れ歯を支える点では同じ理論です。
コーヌスデンチャー(ウェキペディア)
しかし、支える歯を大きく削り、内冠という金属の被せ物を被せるので、自然な自分の歯のほとんどがなくなることになり(ほとんどのケースで歯の神経を取らなければなりません)、さらに、長期的な修理や調整がかなり難しく、壊れた時は場合によっては、すべてを一からやり直さなければならなくなります。
コーヌスデンチャーは、すべての歯を削って二重に被せて、特殊で複雑な入れ歯になるので費用もかなり高額で、おそらくミラクルフィットの四倍以上は必要です。
作ったものは必ずいつか壊れます。電化製品、自動車もすべて壊れます。
つまり、長期的な目で考える必要があります。
まず、壊れた場合に修理ができるかどうかが問題です。
それと将来作り直すことがあるとして、料金的に納得できるかどうかです。
私は、ミラクルフィットはそれらの点においても、他の方法と比較して納得していただきやすいと思っています。
もちろんこれは、歯科医院によって取り決めが異なると思いますので、その状況での判断は必要です。
ミラクルフィットは、なぜ歯に引っ掛ける部分がないのに、しっかりと止めることができるのか。
それともう一つは、普通の入れ歯やノンクラスプデンチャーは、歯に引っ掛ける部分の弾力を利用して、真上からまっすぐはめるので、この時も歯を揺さ振る力がかかりますが、ミラクルフィットは、斜めからや、横から、内側からなど、歯を押し広げずに入るような方向からはめるので、さらに歯に優しいわけです。
ではなぜ歯に引っ掛ける部分がないのに、しっかりと止めることができるのか。
その理由は、入れ歯を入れる方向の工夫と、適合がいいからです。
入れ歯は普通、型を取った模型の上で作りますが、その模型自体にほんの僅かな誤差があります。
そして作った入れ歯自体にも歯科技工士さんの作成過程で必ず新たな誤差が生じます。
普通はその誤差は口の中で削ることで調整していきます。
入れ歯が痛いのも、入れ歯ががたついたり、物が挟まったりするのもその誤差が原因です。
調整するために口の中で入れ歯を削ると、実際にはさらに緩くなっていくのですが、金具やウィングという引っ掛ける装置で締めることで入れ歯を止めることができます。
その代わりに、その止める力が支える歯への負担になっていくのです。
ミラクルフィットは、作成するときに生じた誤差は、入れ歯を削って合わせるというよりも、最終的に口の中で内面をリモデリング(特殊な材料を盛り足して歯茎の形に精密に適合させます)させて完成させることで、誤差がほとんどなくなるのです。
この作業は技工士さんにはできません。
ここが他の入れ歯と異なる大きなポイントです。
内面の適合を特殊なテクニックでピッタリと合わせるために、口の中で完成させるというのに高い技術が必要になるのです。
そして、この技術のおかげで、歯と歯肉と入れ歯がきつく接触することにより、全体を一体化させることで、入れ歯が動かなくなり、支える歯の先への負担を減少させることができます。
このことが先ほどの「ゴジラ」の話に結びつくのです。
また、一体化することで、入れ歯と歯や歯肉の隙間も少なくなり、食べ物が詰まりにくくなるのも大きな利点です。
今までは入れ歯を作るのは技工士さんの仕事で、ドクターはその出来上がったものを、少し削ってはめるだけでよかったのですが、ミラクルフィットは、はめるだけではなく、最終的な作成は完全にドクターの仕事になるのです。
そして設計についてもとても複雑で、斜めからや、横から、内側からなどのはめる順序も、口の中での完成させる時点で、変更することもあるのです。
つまり臨機応変な判断が必要な入れ歯なのです。
ミラクルフィットの費用と保証について
1歯欠損 | 176,000円 |
---|---|
2歯欠損 | 187,000円 |
2歯欠損 | 198,000円(遊離端) |
3歯欠損 | 209,000円 |
4歯欠損 | 220,000円 |
5歯欠損以上 | 231,000円 |
その他、診断料、作製料、調整料などは、小額ですが別に必要です。
(30年1月から少し値段を変更しています)
また、どんな入れ歯でも、長く使っていると破損することがあります。
その場合の保証内藤は以下のとおりです。
入れ歯には、自分の体重と同じくらいの力が毎日かかるため、時に入れ歯は破損することがあります。
完成後に、入れ歯が破損した場合には、調整料で修理をしますが、(3,000円前後)
もしも修理ができない場合でも、作製後1年間は調整料のみで再生します。
しかし、故意、ご本人の過失、外的な力による破損の場合は定価の半額での再作製となります。
また、支えている歯が悪化して入れ歯に歯を追加する必要が生じた場合は修理しますが、もしも修理ができない場合でも、定価の半額で再作製します。
1年を経過した場合でも作製後2年間は、どのようなケースでも破損した場合は定価の半額で作成します。
ただし、これらの保証は少なくとも3~6ヶ月ごとの定期的な歯科検診及びメンテナンスを受けた場合に限ります。
支えになる歯の手入れがとても大切です。
3ヶ月に1回の定期検診は入れ歯のためにとても重要です。
定期健診は、3,000円前後必要です。
メタルプレートを用いることで、薄く頑丈にできるようになりました。
それがミラクルフィットⅤです。
作製と調整が高度になりますので、110,000円(コバルトクロム)又は220,000円(白金加金)の追加料金が必要です。
ミラクルフィットⅤは、さらに複雑なミラクルデンチャーに匹敵するほどの価値があり、お勧めです。
ミラクルフィットについてのわかりやすい説明を載せた書籍の紹介
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